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植栽は必要?

  • 執筆者の写真: Admin
    Admin
  • 2024年3月1日
  • 読了時間: 2分

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今回は「緑のある暮らし」について、アーダー・クラフトの考え方も交えて書いてみます。


弊社は緑豊かな外構を推奨しています。暮らしの中に自然があること、四季の移ろいを感じられることはとても贅沢なことで、管理の手間も含めて人生を豊かにしてくれる存在だと思います。


打合せでお客様に植栽のご要望を伺うと、大半の方の答えが下記の3つになります。


①「管理が大変なのでボリュームは少なめ」

②「落ち葉の掃除が大変なので常緑樹」

③「庭は砂利か人工芝」


それぞれ簡単にご説明していきましょう。


①「管理が大変なのでボリュームは少なめ」

実はこれ、「緑の存在を近くに感じる」というゾーニング(設計)の技術で解決できます。専門的な表現になりますが、人の空間認知能力は相対的なものなので、植栽の数が少なくても緑があるように感じることは可能です。

具体的には、人がよく通る&よく使う場所に、「2.5〜3m以上の高木+低木+下草」を集中して植えること(ちょうど写真中央のハウチワカエデがその例)で、省スペースで高密度の緑をつくり、結果として「緑の存在」を強く感じる空間になります。


②「落ち葉の掃除が大変なので常緑樹」

知らない方がとっても多い誤解なのですが、常緑樹は主に年2回、樹種によっては通年で落葉しています。「常緑樹〜常に少しず落葉」or「落葉樹〜年一回まとめて落葉」の違いなので、掃除の手間はどちらが大変なのか判断に迷うところです。ちなみに落葉樹は実や花がなり、紅葉する品種が圧倒的に多く、夏の日差しを遮り冬は陽を届けるので日本の気候にとても向いています。


③「庭は砂利か人工芝」について

こちらはコストとのバランスによるので判断に迷うところですが、少なくとも砂利の庭はお勧めしていません。砂利の庭は居心地が悪く、結果として全く使用しないスペースになることが多いため、コストと用途が見合っていないと感じます。人工芝はグレード選びが重要です。安価なものは伸縮が大きいので夏になると波打つようにたわみ、冬は静電気が酷く遊べるようなものでなくなります。最低でも中級〜以上のグレードをお選び頂くことを推奨します。


いかがでしたか?

お客様の価値観は千差万別ですが、アーダー・クラフトをご用命頂くお客様は緑が好きな方が多い印象です。「デザイン性・暮らしやすさ・豊かさ」の3拍子そろった設計が理想なので、今後も頑張ります。


 
 
 

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