デザインの過程

久しく更新が出来ていませんでした。

今後、施行事例でアーダー・クラフトのデザインがどのように生まれるのか、見えない苦難やストーリーをお伝えできればと考えています。

まずはブログでご紹介。

①現場調査と大事にしていること

現場調査では、既存の建物やタイルの位置、雨水マスや水道メーターの位置、実際の高さ関係など、細かく採寸と測量を行います。これは一般的な内容ですが、アーダー・クラフトの特徴は「窓から見える景色」や「近隣の建物の窓の位置」「周辺環境と日の入り方」など、お客さまが住んでから気になることを事前に調査します。

②初回のご提案と再提出について

初回のご提案では、ご予算に応じたプランだけでなく、最低でも２パターン、できれば3パターンにてご提案します。

これは、お客様の「幾らで何ができる？」を最初から解決するためです。ご予算を最大限活かすため、初回のプラン作成にはお時間を頂きますが、「住んだあとの暮らし」を真剣に考えています。

再プラン後も一方通行のご提案にならないよう、お客様の好みを反映できるように細かな資料を作成し、例えば、「AとBならどちらがお好みですか？」と、頻繁にやりとりを行います。

③ご契約と実施設計

アーダー・クラフトの最大の特徴として、図面の情報量の多さが突出しています。詳細な寸法図や納まり図、電気図面まで作成します。建築設計に匹敵する図面を用意することで、職人任せにならない、高品質で緻密な施工が実現します。

ここまでの図面が作成できるのは、設計者が工業製品のデザイン・建築の設計・外構の施工を全て経験しているからです。職人の立場を理解しているので、現場作業で知りたい寸法や納まりを最初から図面に書き込んでいます。美しい外構は、この完全に計画された図面によって生み出されます。

④施工〜完成

緻密な図面を基に施工された外構・造園は、お客さまにご提案するパースのままの仕上がりとなります

。「図面と違う」「蓋をあけたら別工事だった」ということは一切ございませんので、ご安心ください。

お客様から、よく「良い意味で期待を裏切られた」と仰っていただくのが、ライトアップされた夜間の見栄えです。これだけは、パースでは上手く表現できませんが、ライティングには定評を頂いておりますので、基本的には全てお任せください。

以上が、簡単ですがデザインの過程のご紹介です。

今後はもっと生々しい姿をお伝えできればと思います。お客様のために、全力で設計・デザインに取り組む姿を、少しでもお伝えできたらと考えています。